日精樹脂が続伸、PBR割安際立ち大型機シフトで採算改善効果も
日精樹脂工業<6293.T>が続伸、一時前週末比30円高の867円まで上値を伸ばした。射出成形機の専業メーカーで国内シェアは推定約2割に達し、年18円配当を実施するなど株主還元に厚い。IT向けは中国案件の減速懸念が意識され、昨年12月以降のなし崩し的な売りを誘ったが、時価PBR0.5倍台は売られ過ぎとの認識が浸透し、ここ押し目買いに反映されているもよう。
更新需要を迎えている中大型機など高採算商品へ経営の軸足をシフトしており、製品ミックスの改善を見直す動きもあるようだ。上期時点の豊富な受注残から16年3月期営業利益は前期比7%増の24億5000万円を見込むが上乗せ余地を見込む声も少なくない。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
更新需要を迎えている中大型機など高採算商品へ経営の軸足をシフトしており、製品ミックスの改善を見直す動きもあるようだ。上期時点の豊富な受注残から16年3月期営業利益は前期比7%増の24億5000万円を見込むが上乗せ余地を見込む声も少なくない。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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