北海原油先物には注意・・・・・
週末に、イランへの経済制裁が解除され、これがイランの原油増産につながるとの見方から、早朝に北海ブレント原油先物が27.70ドルまで急落。これを受けて、ドル円も再び116.50円台まで値下がりする動きを見せました。
しかし、本邦個人投資家によるドル円の押し目買い意欲が先週金曜日から強まっている事から、116円台は絶好の買い場とされ、東京時間に入ると、直ぐに117円台を回復。日経平均株価も下げ幅を縮小し、ドル円も比較的堅調に推移しています。
本日は、米国がキング牧師の日の祝日で休場となる事から、動意薄の展開が予想されています。それでも、欧州で、北海ブレント原油先物相場が再び下げ基調を強める場合には、ドル円が再び、116円台に押し戻されるおそれもありますので、注意が必要です。