強ければ119円台回復か?・・・・
本日の東京市場でも、海外の流れを受けて、日経平均株価が続落してスタート。しかし、中国人民銀行が9営業日ぶりに、人民元の中心レートを小幅ながら元高方向に引き上げた事から、株価も下げ止まり、ドル円も反発しました。
昨日、当欄でご指摘致しましたが、人民銀行は対通貨バスケットでの元レート維持を目指している模様です。この為、ドルが他通貨に対して強含めが、対ドルでの人民元レートを切り下げ、逆に他通貨に対して弱含めば、人民元レートを切り上げる様であり、当面、この動きを続けるものと思われます。
今夜は、米・12月雇用統計発表が予定されており、非農業部門雇用者数は20万人増と予想されています。もし、10月の数字の様に、予想を大幅に上回れば、ドル円は119円台を回復するものと思われますが、予想に近い数字に留まれば、再び、株や来週以降の中国の動向を睨んだ展開に戻りそうです。