サイバダインが急反発、政府の介護用ロボット導入支援策を材料視

　ＣＹＢＥＲＤＹＮＥ<7779.T>が大幅反発で一時８９円高の１９２０円まで上値を伸ばし、１２月９日の年初来高値１９７５円の更新を視野に入れている。

　安倍政権は政策目標として掲げる「介護離職ゼロ」に向けた支援を積極化する動きをみせており、介護ロボットの普及は喫緊かつ中期的なテーマとなっている。そのなか、政府は来年２月にも、介護施設が高額な介護用ロボットを導入する際にかかる費用への補助を始める構えにあり、これが同社株にとって追い風材料として意識されている。同様の背景で、きょうは菊池製作所<3444.T>などにも買いが大きく先行している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）