市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 28550.93 +410.65 ( 115266 ) 東証1部 1048 /1037 27 / 97
225先物 28570.00 +430.00 ( 31773 ) 東証2部 162 / 210 4 / 19
T O P I X 1986.97 +13.14 JASDAQ 268 / 280 7 / 27
東1単純 2408.42 +13.73
東2単純 1384.79 +1.56 ( 16174 )
NYダウ 34377.81 -0.53 (10月13日) 米国10年国債利回り 1.537 %
JQ平均 3966.62 +3.84 ( 5388 ) 国債指標銘柄利回り 0.080 %
14日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反発。終値は前日比410円高の
2万8550円だった。前日の米国市場でダウ平均以外の主要指数が反発した
ことから日経平均も急速に買い戻される展開に。特に目先的な米インフレ懸念
が後退したことが安心感を呼んでいる。
一方、米原油先物(WTI)は1バレル=80ドル台で高止まり。エネルギー
関係のコスト圧迫懸念は残っており、トピックスなど他の指数の戻り率は日経
平均に比べて半分程度と鈍かった。
昨日の米国市場は大手金融企業の決算を嫌気してダウ平均は小幅ながらも4
日続落した。この日決算を発表したJPモルガンや悪材料の出たアップルが下
げてダウ平均を押し下げた。
一方、他の主要指数であるS&P500種やナスダック指数は反発。注目の9
月の消費者物価指数の伸びが前月と同じ水準だったので過度なインフレ懸念が
後退したようだ。これにより長期金利も低下。S&P500種とナスダック指
数の反発に寄与したようである。
さて、東京市場は米インフレ懸念の目先的な後退から先物中心に買い戻す動
きが活発化した。国内の新型コロナの新規感染者数減少もあって押し目買いも
入りやすくなっている。
一方でチャート上の上値抵抗ゾーンである2万8500円辺りに達すると売り
物も増えて伸び悩みがち。本日は75日移動平均線(2万8523円)をやや
上抜いたがそこから先は重かった。
< 曜日別市場デ-タ >
木曜日:「 週間裁定買い残金額 」 | 「信用残評価損益率」
-期近・期先計額- (10/08の週の分)| (10/08の週の分)
日 付 前週比 | 日 付 前週比
09/10 8341億円(△2064億円) | 09/10 ▲ 7.47%(△ 1.75%)
09/17 1兆2141億円(△3800億円) | 09/17 ▲ 8.06%(▲ 0.59%)
09/24 1兆4247億円(△2106億円) | 09/24 ▲ 7.68%(△ 0.38%)
10/01 1兆2676億円(▲1571億円) | 10/01 ▲ 9.44%(▲ 1.76%)
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10/08 1兆2098億円(▲ 578億円) | 10/08 ▲ 9.80%(▲ 0.36%)
|
<直近裁定買い残ピーク> | <直近最小評価益率>
13'05/17 4兆3142億円 | 13'01/25 △ 5.23%
<直近裁定買い残ボトム> | <直近最大評価損率>
09'02/20 2538億円 | 08'10/24 ▲39.64%
先週の日経平均は大幅続落。世界的な資源・エネルギー高によるインフレ懸
念でリスクオフの動きが継続してしまった。この週は裁定解消売りが続き残高
は2週連続で減少。リスクオフの動きを反映している。
一方、信用買い残の評価損率は株安でこちらも2週連続の悪化。
様子見気分が強まっている。