市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 30008.19 -173.02 ( 126035 ) 東証1部 706 /1363 142 / 1
225先物 29990.00 -140.00 ( 27269 ) 東証2部 191 / 178 9 / 2
T O P I X 2064.93 -14.68 JASDAQ 263 / 312 12 / 2
東1単純 2568.43 -11.17
東2単純 1444.98 +3.56 ( 11343 )
NYダウ 35031.07 -68.93 ( 9月 8日) 米国10年国債利回り 1.343 %
JQ平均 4062.41 -3.28 ( 5436 ) 国債指標銘柄利回り 0.040 %
9日の市場は日経平均が9日ぶりに反落。終値は前日比173円安の3万8
円だった。昨日の米株安やここまで8連騰もしてきた反動もあって朝から目先
筋の手じまい売りに押される展開に。5カ月ぶりの3万円乗せに多少の敬意を
払ったようである。
一方、次期政権に対する政策期待や今後の行動規制緩和見通しなどから相場の
下値は限定的。日本株の出遅れ感、割安感もあって、秋相場で日経平均が年初
来高値(3万714円)を目指そうとする流れは変わらないだろう。
昨日の米国市場は新型コロナ変異株の感染拡大を懸念した売りに押されてダ
ウ平均は3日続落した。直近の株安で値頃感が働き序盤は買い戻しが先行した
が、買い一巡後は新型コロナのデルタ株の感染拡大を警戒した売りが次第に優
勢となった。先週の雇用統計や8日発表のベージュブック(地区連銀経済報告)
が景気回復の鈍化を示唆する内容だったため、過去最高値圏にある株を買いに
くくなっているようである。この日はナスダック指数も5日ぶりに反落した。
さて、東京市場はさすがに連騰による目先の過熱感や3万円という数字的な
達成感から上げ一服へ。明日にメジャーSQ算出を控えポジションを積み増し
にくい事情もある様子。
一方、市場の先高期待は根強く日経平均が3万円を切る場面ではすかさず押し
目買いが入ってくる。明日のSQを通過したら買い方は再び動きやすくなって
くるだろう。
< 曜日別市場デ-タ >
木曜日:「 週間裁定買い残金額 」 | 「信用残評価損益率」
-期近・期先計額- (09/03の週の分)| (09/03の週の分)
日 付 前週比 | 日 付 前週比
08/06 6204億円( ▲ 35億円) | 08/06 ▲11.01%(▲ 1.02%)
08/13 6780億円( △576億円) | 08/13 ▲10.24%(△ 0.77%)
08/20 6090億円( ▲690億円) | 08/20 ▲12.88%(▲ 2.64%)
08/27 4795億円(▲1295億円) | 08/27 ▲10.79%(△ 2.09%)
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09/03 6277億円(△1482億円) | 09/03 ▲ 9.23%(△ 1.56%)
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<直近裁定買い残ピーク> | <直近最小評価益率>
13'05/17 4兆3142億円 | 13'01/25 △ 5.23%
<直近裁定買い残ボトム> | <直近最大評価損率>
09'02/20 2538億円 | 08'10/24 ▲39.64%
先週の日経平均は突然の菅首相退陣表明で大幅続伸。一気に2万9000円
台へと乗せてきた。次期政権の経済対策への期待も膨らみ相場はリスクオンへ
と急展開。先物買いも入って裁定買い残は2週ぶりに大きく増加している。
また、株高によって信用買い残の評価損率も2週連続で大きく改善している。