市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 30181.21 +265.07 ( 132022 ) 東証1部 1599 / 474 162 / 3
225先物 30130.00 +230.00 ( 59100 ) 東証2部 214 / 171 6 / 1
T O P I X 2079.61 +16.23 JASDAQ 346 / 232 12 / 4
東1単純 2579.60 +22.84
東2単純 1441.42 +3.65 ( 9997 )
NYダウ 35100.00 -269.09 ( 9月 7日) 米国10年国債利回り 1.372 %
JQ平均 4065.69 +25.73 ( 6340 ) 国債指標銘柄利回り 0.040 %
8日の市場は日経平均が8日続伸。終値は前日比265円高の3万181円
だった。株価水準は今年3月以来の高さ。昨日の米国株は下げたものの日本株
の出遅れは顕著で水準訂正の買いが本日も継続。朝安の後はじわじわと買い方
が巻き返す力強い展開となった。
国内的には次期首相による経済対策期待もあり、日本独自の材料(思惑)で強
い基調がしばらく続くコンセンサスが出来ている。本日は日経平均が難なく3
万円の大台を捉えたことでまだまだ通過点という感覚のようだ。
昨日の米国市場は新型コロナ変異株拡大による景気回復鈍化懸念からダウ平
均は続落した。米大手金融機関が米国の10-12月GDP予想を引き下げた
ことが影響した。新型コロナ変異株(デルタ株)の感染拡大が止まらず、秋か
ら冬にかけて景気回復が足踏みするとの見方が広がっている。
一方、米国の緩和的な金融政策が続くことが相場を下支えし、主力ハイテク株
に買いが入ったことからナスダック指数は連日で過去最高値を更新している。
さて、東京市場は本日も買いが優勢となる強気の展開に。
相対的な日本株の出遅れ感・割安感、次期経済対策への期待、そして足元で急
速に減少する新型コロナの新規感染者数と前向きな材料が揃っている。
首相退陣を機に情勢は完全に一変した。トピックスが年初来高値を更新してい
るため、日経平均も秋相場でいずれは2月高値(3万714円)を捉えてくる
ことになりそうだ。
< 曜日別市場デ-タ >
水曜日:「ニ市場合計信用買い残・売り残金額 」(09/03の週の分)
日 付 <買い残> <売り残>
08/06 3兆4381億円(▲1138億円) 6829億円(△ 280億円)
08/13 3兆4115億円(▲ 266億円) 7248億円(△ 419億円)
08/20 3兆4572億円(△ 457億円) 6922億円(▲ 326億円)
08/27 3兆3685億円(▲ 887億円) 8432億円(△1510億円)
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09/03 3兆2766億円(▲ 919億円) 7965億円(▲ 467億円)
<直近買い残ピーク> <直近売り残ピーク>
18'03/23 3兆6759億円 07'02/23 1兆7035億円
先週の日経平均は2週連続で大幅続伸。菅首相の突然の退陣表明や米株高、
新型コロナの感染減などがあって一気に2万9000円台へと乗せている。
市場はこの週で実質的な上昇転換を果たしている。この週は株価の戻りに個人
は信用買いの手じまいを優先させた。売り残も買い戻しによって2週ぶりの減
少へ。