日経平均 29916.14 +256.25 ( 125738 ) 東証1部 1477 / 602 231 / 1
225先物 29900.00 +150.00 ( 78417 ) 東証2部 199 / 200 6 / 3
T O P I X 2063.38 +22.16 JASDAQ 263 / 309 10 / 2
東1単純 2556.76 +21.82
東2単純 1437.77 -0.75 ( 11581 )
NYダウ 休 場 --.-- ( 9月 3日) 米国10年国債利回り -.--- %
JQ平均 4039.96 -4.09 ( 7530 ) 国債指標銘柄利回り 0.035 %
7日の市場は日経平均が7日続伸。終値は前日比256円高の2万9916
円で、4月5日以来の高値水準を回復した。取引時間中は一時3万円の大台に
も乗せている。勢いの止まらない日経平均はこの日も主要国に対する株価水準
の出遅れ感から資金が流入。前週に菅首相による事実上の退陣表明があったこ
とで、次期政権による政策発動期待も引き続き注目視されている。
昨日の米国市場はレーバーデーの祝日のため休場で、代わって注目された欧
州市場は英、独、仏など主要国市場の株価指数が軒並み上昇し、これも刺激材
料となったようだ。米国の量的緩和縮小(テーパリング)が遅れるとの観測が
世界的な株高を促しており、日本株にも外国人の資金が向かってきている。
一方、短期的な急騰による過熱感も意識され始め、日経平均がザラバで3万円
に乗せた辺りから売り買いが拮抗する状態に。区切りの良い数字に達したこと
でいったん様子を見ようという心理も働き出している。
日経平均の7連騰は昨年11月の8連騰以来の記録。東証1部の売買代金は
3.4兆円とおよそ3カ月ぶりの水準で、目先はいったんピークが近い状態か
もしれない。
個別ではソフトバンク、NTTが連日の年初来高値更新へ。
菅首相退陣による通信行政緩和の思惑買いが入っている様子。株高を受けて日
本取引所が昨年の上場来最高値に急接近。10月から日経平均の新規採用銘柄
に決まったキーエンス、村田製も買われている。