・8月13日に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4億5200万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)に浮上して着地した。通期の同利益を従来予想の3億5000万円から7億円(前期は3億0100万円)に2.0倍上方修正した。微細加工に使う研磨フィルムや研磨紙、研磨液剤などの製品を製造し、半導体ウエハー向けなど好調な需要を取り込んでいる。
・海外投資家の空売り残高は8/26時点で18万株以上観測されており、一段の株価上昇は損失覚悟の買い戻しを誘う可能性がある。
【チャート分析】
日足のチャートでは、8/20に25日移動平均線を一気に割れ、6月中旬以降の上昇トレンドに亀裂が入ったが、翌日から短期に切り返して、8/27には8/17高値の926円を抜けた。今後も上値追いの展開が続きそうだ。
新型コロナウイルスのワクチン接種関連の受注予測に関して、大規模接種会場事業の延長の可能性及び、予想よりも早い政府からのワクチン供給量の回復、予想を上回る職域接種関連の受注増加により、売上高につきまして、シニアケア事業において、当初予想と比較して300百万ほど上回る見込みであります。利益面につきましては、売上高が想定を上回ることなどから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益においても予想を上回る見込みであります。なお、この数値の算定につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が2021年9月期は継続する事を仮定としております。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
コード 銘柄 市場 決算期 修正前 修正後 修正率 更新日
トミタ電機 JQ 22/ 1 11 107 872.7 8/31
グラファイト JQ 22/ 2 156 389 149.4 9/1
総合商研 JQ 21/ 7 200 411 105.5 9/3
Career 東M 21/ 9 250 400 60.0 9/3
日精鉱 東2 22/ 3 1290 1760 36.4 8/30
Rフィールド 東1 22/ 4 1120 1495 33.5 9/3
エイケン工業 JQ 21/10 442 556 25.8 9/3
トリケミカル 東1 22/ 1 4400 4980 13.2 8/31
CREロジ 東R 21/12 1584 1788 12.9 9/2
稲葉製作 東1 21/ 7 2720 3060 12.5 9/3
東和ハイシス JQ 21/ 9 515 556 8.0 8/30
泉州電 東1 21/10 4200 4500 7.1 9/2
ポールHD 東1 22/ 1 3392 3539 4.3 9/3
明和産 東1 22/ 3 2600 2700 3.8 8/31
※単位:経常利益は百万円、修正率は%