市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 28451.02 +361.48 ( 108266 ) 東証1部 1548 / 532 105 / 4225先物 28490.00 +310.00 ( 34982 ) 東証2部 242 / 151 13 / 4
T O P I X 1980.79 +20.09 JASDAQ 319 / 258 12 / 5
東1単純 2472.42 +17.75
東2単純 1432.01 +3.02 ( 10761 )
NYダウ 35360.73 -39.11 ( 8月31日) 米国10年国債利回り 1.306 %
JQ平均 3994.79 +10.20 ( 9778 ) 国債指標銘柄利回り 0.025 %
9月最初の取引となる本日の市場は日経平均が大幅に3日続伸。
終値は前日比361円高の2万8451円で、7月14日以来、約1カ月半ぶ
りの高値水準まで回復した。前日の米国株は安かったものの、日本株は昨日の
上放れ的な動きですっかり様相が変わり、出遅れを取り戻すように独自の水準
訂正相場に突入している。きっかけのひとつとなった経済対策期待は今日も材
料視されており、総裁選、衆院選に絡んだ首相の開き直りが逆に良い刺激となっ
たようである。
昨日の米国市場は消費関連指標の軟化を嫌気してダウ平均は小幅続落した。
この日発表された8月の消費者信頼感指数が事前予想を下回り景気回復鈍化懸
念が再燃した。月末で株価が過去最高値圏にあることも買い方を慎重にさせた
ようである。
一方、下値には押し目買いが入っており下げ幅は限定的。FRBによる量的緩
和(テーパリング)は縮小しても、利上げ自体は当分の間は見送られそうで市
場には安心感が定着している。
さて、東京市場は下値圏からの上放れを鮮明にしており本日も各所の節目を
突破する展開。日経平均は75日移動平均線(2万8292円)、200日移
動平均線(2万8281円)を上抜けトレンド転換へ。トピックスは4月5日
以来の高値に達するなどコロナ変異株相場から徐々に抜け出しつつある。
今後は2万8000円台のレンジ相場を構築することになりそうだ。
< 曜日別市場デ-タ >
水曜日:「ニ市場合計信用買い残・売り残金額 」(08/27の週の分)
日 付 <買い残> <売り残>
07/30 3兆5519億円(▲ 95億円) 6548億円(▲ 37億円)
08/06 3兆4381億円(▲1138億円) 6829億円(△ 280億円)
08/13 3兆4115億円(▲ 266億円) 7248億円(△ 419億円)
08/20 3兆4572億円(△ 457億円) 6922億円(▲ 326億円)
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08/27 3兆3685億円(▲ 887億円) 8432億円(△1510億円)
<直近買い残ピーク> <直近売り残ピーク>
18'03/23 3兆6759億円 07'02/23 1兆7035億円
先週の日経平均は大幅反発。再び最高値を更新する米国株にけん引されて戻
りを試す展開となった。
ただ、2万8000円という心理的な節目の前で伸び悩んでいる。この週は株
価の戻りに合わせて買い方が手じまいに動き同残高は2週ぶりに減少した。
信用売り残は反対に2週ぶりの大幅増となっている。