情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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8月5日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、144円高の27728円で取引終了。
取引開始から30分ほどで160円ほど上昇しますが、その後は上げ幅を縮小して前引け。後場は再び高値圏まで買い戻されるも上値は重く、膠着状態が続きました。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆2065億円、出来高は9億5527万株。
値上がり銘柄数は802、値下がり銘柄数は1290、変わらずは98銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
18業種が上昇、15業種が下落
上昇率の高い順
海運、鉄鋼、精密、その他製品、保険
下落率の高い順
パルプ・紙、建設、空運、鉱業、非鉄金属
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は121、値下がり銘柄数は100、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
(9101)日本郵船 12.70%高
(2801)キッコーマン 9.93%高
(4755)楽天G 8.38%高
(7004)日立造船 6.81%高
(9104)商船三井 6.66%高
下落率の高い順
(7752)リコー 11.46%安
(1801)大成建設 5.71%安
(2768)双日 3.37%安
(7261)マツダ 3.18%安
(7202)いすゞ自動車 3.16%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.92%安(323ドル安)
ナスダック 0.13%高
S&P500指数 0.46%安
ADP雇用の大幅減を受けて、週末に発表される雇用統計への警戒感が高まっています。米国株が大幅安になれば日本株への大きなマイナス材料となる為、米国株安のリスクを回避した先回りした売りが出てくるのでは・・・と思っていましたが、売りを吸収したのかマイナスに転じることなくプラス圏を維持。
2指数が下落する中、ハイテク比率の高いナスダックは続伸。ハイテクの底固さは日本のハイテクにもプラス材料ですが、アムジェン大幅安の影響を除いても200ドルを超える下落なので、ハイテクの勢いは期待薄。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.26%高
ドイツ(DAX) 0.88%高
フランス(CAC) 0.33%高
欧州市場は全面高。欧州主要600社で構成されるストックス600は過去最高値更新。主要3市場も揃って上昇しており、こちらは日本株にプラス材料。
〇ドル円相場による影響
朝から1ドル109円半ばで推移。109円の攻防(109円割れに対する警戒)から戻しており、こちらは株式相場にプラス材料。
〇上値は重いが続落回避
欧州株高と円安はプラス材料ですが、米雇用統計に対する警戒感は手仕舞いと手控えにつながります。今週末は来週月曜日まで3連休になることから、残り2営業日で積極的に買い向かう投資家は限られました。とくに、後場の値幅はごく僅かで、様子見ムードが強くなりました。
前日と同じく、決算銘柄に売買が集中。全体では、上昇しても上値は重く前日値付近での揉み合いか続落を予想していました。
〇日経平均は27500円が下値抵抗に
下落トレンドの後、27500円が下値抵抗になっています。
〇海運の勢いが止まらない
相場全体では方向感が出ず、それだけに海運の勢いが際立つ印象。
先日まで業種別で3日連続上昇率トップ。本日、再びトップに返り咲き上昇率も突出しています。日経平均採用海運3銘柄も大きく上昇。(9101)日本郵船 12.70%高、(9104)商船三井 6.66%高、(9107)川崎汽船 6.58%高。強いのは良いことですが、海運独り勝ちでは面白みに欠けますね。
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