世の中、不条理である。つまり、つじつまが合わない。合点がいかない。そんな事ばかり。それは、何が、そうさせているのか。そして、不条理だけが、むなしく、すきま風のように、残る。
現実の結婚も、大体そうだ。何が、本当か、よいのか分からぬまま、人は結婚してゆく。そして、気が付いた時には、既に、数十年の歳月が流れた後なり。
あるいは、世が世であれば、なんて、ため息をつく人も、さぞ、多いことだろう。
しかし、世は無常なり、薄情なり。人々の喜怒哀楽なんて、おかまいなしに、時は過ぎ去ってゆく。少し、古い歌ではあるが、今でも、静かに聞くと、そうだなと思う。
この世の花 島倉千代子
https://www.youtube.com/watch?v=ZhoZ2oB7pR4
画面の花は、綺麗ですね。人の気持ちを全て、飲み込むように、思いでとしてだけ、残っている。
生き行くは、生き行くは。