甥っ子から売買録を見てくれと、添付メルがきた。
一目でむかっ腹だ。ばかやろう、こんなん売買録じゃねぇ。「エントリー日、価格×枚数、買いか空売りか、累計、初期ロスカット設定値。エグジット値。(エグジットは前日安値トレイリングストップで動かしている)」こんだけしか書いていない。
それが、ただただ羅列されている。売買録やトレード日誌は、読めばそれだけで過去に戻れるように書いてこそだ。
こんだけしか書いてなくて、これで売買録だけで過去に戻れるんか。舐めてる以前やろ。
売買録に、エントリーの根拠や理由がないってどうよ。エントリー時のチャートくらい貼れよ。
見たところ資金管理のルールはあるようだが、そのルールを、あっちにわかるように書いておかんか。
おみゃあのトレードは、最初のロスカット設定値までの巾が例えば50円だったとしたら、50円以上がっつり切られた次のトレードは、9割以上で損失トレードになっている。次のトレードを見送るだけで、損失を削ることができる。
最初の巾分がっつり切られない場合では、連敗が4回で止まらない時には、ずるずる10回越えで敗け続けしている。わずかに勝ってるトレードが入る場合もあるが、そのあと負け続ける。その間を全部手を出さずに休んだら、トータル損失がぐっと減らせる。
現状は、勝ち積み上げより、負け削りのほうが、遙かにトータルで利益になる。
やられパターンがはっきり出ているんだから、ムダな負けを潰せよ。みたいな回答を、盛大な罵倒を織り交ぜて入れた。
というか、罵倒につぐ罵倒につぐ罵倒を、ガンガンつっこんだ。今日、甥っ子から、見事な達筆の、丁寧な礼状が手渡された。
・・・甥っ子よ、あの売買録の記述者が、他人様だとなぜ言わなかった。
え、手書きじゃない時点で、他人様のものだってわかると思ってたって?
え、相手は、大変お世話になった、転属前の部署の大先輩???
ソトヅラの唯我、現在頭を抱えてウンウンうなっている。
うなりながら、礼状を下さった相手に、詫び状を書いている。