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賭け事の必勝法について(そしてその結末について)

こんにちは。動点Pです。

今回は賭け事のの必勝法について書いてみようと思います。賭け事に必勝法ってあると思いますか?実はあるんです。

ベッティングシステム(→マーチンゲール法)

マーチンゲール法と呼ばれるものです。これは負けたら、次は倍プッシュする、というものです。言われてみれば単純で、2倍にして賭ければ、負け分を必ず取り返せる、というものです。

たとえば、勝てば賭け金が倍になるゲームがあるとします。そのゲームに1ドルかけて負けたとしても、次のゲームで2ドルをかけて4ドルになれば、4 - (1+2) = 1で、合計1ドル勝っています。同様に、もし1ドル賭けて負け、次も2ドル賭けて負けたとしても、次のゲームで4ドルを賭けて勝てば8 - (1+2+4) = 1 また1ドル勝っています。このように常に倍プッシュし続ければいくら負けても最後には必ず勝てます。

しかし2倍にしていくことの問題は、賭け金が指数関数的に大きくなってしまうことです。チェスのマス目に小麦を1粒→2粒→4粒と、2倍にして並べていくと、64マス目には国中の小麦が足りなくなってしまった、という昔話を引用するまでもなく、倍プッシュは現実的にはどこかで必ず破綻します。無限にお金を持っている人なんていませんから、これは理論上の必勝法でありながら、現実には不可能、というわけです。なんだ、くだらない、と閉じてしまうのはまだ早い。もう少しだけおつきあいください。

なにが言いたいかというと、賭け事は、倍プッシュに多く耐えられる人が勝ちやすい、ということです。上の例でいえば、タネ銭が32ドルの人と、64ドルの人がいたら、64ドル持っている人のほうが、1回多く倍プッシュできます。ドリカムの歌「何度でも」では次のように歌っています。
10000回ダメで
へとへとになっても
10001回目は何か変わるかもしれない
1回でも多く倍プッシュできる人は、それだけ勝ちやすいのです。

なんだ、カネ持ちが勝ちやすいだけじゃないか、と怒られてしまいそうなのですが、不思議だと思いませんか。現実に、ピケティの本を引くまでもなく、カネ持ちほどよりカネ持ちになりやすいのです。バフェットにしろ、ビルゲイツにしろ、孫さんにしろ、資産が増えてからの儲け方がえげつないですよね。ちょっと俺にわけてくれ。

株式投資をするときに、タネ銭が多いほうが勝ちやすい、というのはこれが本質的な理由ではないかと思っています。

じゃぁ私のようにタネ銭が雀の涙しかない場合どうすればよいでしょうか。それはまた次回書くことにします。

ではではー。

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