バイオマスナフサを原料にしたプラ素材の製造・販売は日本で初めてで、2021年度下期に大阪工場で生産を始めるそうです。
フィンランドのエネルギー大手ネステと豊田通商を通じ、廃棄された植物油を再原料化したバイオマスナフサを調達し、生産したプラ素材は主に国内メーカーに販売するとのことです。
原料からプラスチック製品が廃棄されるまでのライフサイクルでみると、石油由来ナフサを使った場合に比べ大幅な二酸化炭素排出量削減につながるとのことです。
三井化学は50年に、カーボンニュートラルとすることを目指しており、調達コストは若干上昇するものの、顧客も環境に配慮した素材を求める動きが広がっていることから取り組みを始めるようです。
SDGsの動きは今後ますます広がるでしょうから、こういった取組みも広がっていくんでしょうね。
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