マーケットは勿論「弱い」のではありますが、どちらかというと「不安定」という感じですね。日々の動きだけではなく、日中の動きもそうです。大きな理由なく上下の動きが激しい。
米長期金利が上昇傾向なのがその不安定さの大元の原因です。10年債で1.6%までは許容範囲としてみていますが、いまギリギリそのレベルまで来ています。引き続き要警戒です。それを超えてしまって2%に近づいていくのであれば、米高官からなんらかの対策なり、コメントなりが出るとは思いますので、そろそろ底だと思いたいのですが、まだ確信が持てません。
いずれにせよ金利は長期的に上昇傾向が続きそうで、そうしますとグロース株よりはバリュー株が優位な展開となってきます。とはいえバリュー株一辺倒という訳でもなさそうで、バリュー株とグロース株のいいバランスが重要となってくるでしょう。