日経平均 ; 28635.21 (+89.03)
TOPIX ; 1860.07 (+12.07)
JASDAQ指数 ; 3832.61 (+9.73)
マザーズ ; 1275.83 (+5.33)
東証REIT ;1822.13(+29.93)
日経平均は反発。高値圏で一進一退という感じですが、なかなか底堅いですね。個別では決算速報を出していた7177 GMOフィナンシャルホールディングスが下げており、あの決算で下げるのかと。。。来週の決算をしっかり見ないといけませんね。
-----------------------------------
日経平均は89円高と反発、下げ転換後に持ち直す、値上がり銘柄数1300近い=27日後場
15:23 配信 モーニングスター
27日後場の日経平均株価は前日比89円03銭高の2万8635円21銭と反発。朝方は、買いが先行した。IMF(国際通貨基金)が26日に世界経済見通しを改定し、日本の21年の成長率を上方修正したことで投資家心理が改善した。きのう大幅反落した反動もあり、一時2万8754円99銭(前日比208円81銭高)まで上昇する場面があった。一巡後は、利益確定売りに押され、いったん下げに転じたが、すかさずプラス圏に戻し、大引け近くに向けて持ち直しの流れとなった。現地27日のFOMC(米連邦公開市場委員会)結果や、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見を見極めたいとの空気もあったが、後場は総じて底堅い動きとなった。
東証1部の出来高は11億5958万株、売買代金は2兆6188億円。騰落銘柄数は値上がり1291銘柄、値下がり814銘柄、変わらず85銘柄。
市場からは「日経平均は2万9000円を前に一進一退となっている。指数よりも決算にらみで個別株物色が中心だ。FOMCは無難に通過するとみられ、方向性を変えるような材料にはならないだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> 、住友不 <8830> などの不動産株が堅調。シャープ <6753> 、パナソニック <6752> 、ファナック <6954> などの電機株も買われた。ヤクルト <2267> 、日清食HD <2897> などの食料品株や、アシックス <7936> 、バンナムHD <7832> などのその他製品株も高い。コマツ <6301> 、ダイキン <6367> などの機械株や、鹿島 <1812> 、日揮HD <1963> などの建設株も値を上げた。レンゴー <3941> 、王子HD <3861> などのパルプ紙株も引き締まった。
半面、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株や、日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株が軟調。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株も安い。HOYA <7741> 、オリンパス <7733> などの精密株もさえず、関西電力 <9503> 、東ガス <9531> などの電気ガス株も売られた。
個別では、日本アジアG <3751> (監理)がストップ高となり、サーバーW <4434> 、リョーサン <8140> 、JCRファーマ <4552> 、東京綱 <5981> などの上げも目立った。半面、ポピンズHD <7358> 、サンケン <6707> 、ダイヤHD <6699> 、エムスリー <2413> 、ips <4390> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が上昇した。
-----------------------------------