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今年の株価は?(その1)

第1話 時価総額から見ると


私はどちらかというとアナログ人間です。時計も数値の羅列より、長い針と短い針との角度の変化で時間を感じます。でも、今の人は数字を見ないと納得しません。


数字だけで今の相場を判断すれば、2021年1月8日時点での日経225銘柄のEPSは1074円、PERは25倍となっています。ただ、市場全体の時価総額は、アベノミクス始まって以来最高(2018年1月31日)の710兆円を上回っています。


時価総額を時系列で見れば、
1989年末 611兆円(バブル時最高)
1990年末 379兆円(バブル1年後▼38%)
1911年末 255兆円
1912年末 300兆円
2018年1月31日 710兆円(アベノミクス最高点)
2018年末 582兆円
2019年末 672兆円(年間上昇率△15%)
2020年末 693兆円(年間上昇率△3.1%)
2021年1月8日 710兆円
となって、時価総額はバブル時の611兆円を上回り、アベノミクスの開始時点の255兆円の2.8倍です。


デジタル派からすれば、今の相場はバブルで、いつ弾けてもおかしくないとえそうです。でも私はそうは思いません。なぜならば前回ブログしたように、バブル破壊には株価の高騰が社会問題化することが条件になっているからです。マスコミも一部の経済学者も、株価が高いのは日銀が買っているから「けしからん」とは言っていますが、高すぎて困っているのは安値を買いたい個人か、ヘッジファンドくらいで、まだ社会問題にはなっていません。


日本の株価はまだアメリカ離れをしていませんので、今年アメリカ株が20%前後の株価下落があれば。それにつられて日本の株価も大きな押し目を作るかも知れませんが、それはあくまでも通常の株価下落でバブルの崩壊とまではいきません。日本の株価は、日銀が下落に備えてETFの購入を辞めるか、菅内閣の退陣などの政変がなければ、短期間で回復します。


今の株価は、確かに今までの株価理論からすれば確かに割高といえますが、その後の経済復興をどこまで織り込むかで株価の位置も方向も変わってきます。この期待が現在の株価を押し上げ、将来の方向性を決めているのです。


この期待がなくなれば株価は下落しますが、今はどの国もコロナとの戦いに全力をあげています。その支えが株価なのです。そのため、株価の下落はこの期待を失わせ。コロナとの戦いに敗れたことを意味します。将来に希望を持てるのが株価の上昇でこれ以外はないのです。


今の株価を決めるのは市場に出回るお金の量(マネーサプライ)なのです。コロナに打ち勝つには常識から離れて、お金の量を見ているより仕方ありません。今の相場をデジタル常識で判断してはだめなのです。


今日はここまでですが、明日以降のブログは下の通りです。またお会いするのを楽しみに……


第1話時価総額から見ると
第2話21年の相場展望
第3話アベノミクス相場のゴールは



2件のコメントがあります
  • イメージ
    美愛さん
    2021/1/9 16:19
    こんにちは♪

    私もいろいろと本を読んだりして、勉強してみました♪

    『アベノミクスのゴール!』楽しみです!
    早く続きが見たかったりします(笑)♪
  • イメージ
    yuhsanさん
    2021/1/10 09:18

    みな♡さん

    おはようございます


    毎回見ていただいて、私の励みになっています。

    でも年には勝てません。

    返事が遅れてしまい申し分けありません。

    何とか頑張ってこのシリーズ完結させたいと思っています。

    ありがとうございます。

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