小督さんのブログ
ブログ
『星の王子さま』 サン・テグジュペリ著
「心で見なくちゃ、ものごとは良く見えないってことさ。
かんじんなことは、めにみえないんだよ」
毎年クリスマス前には読んでおきたい「星の王子さま」
寒さが一層厳しくなるこの季節
お部屋と心は温かく保っておきたいので
子どもの時の自分に戻るかのような気持ちで読んでいます
1943年アメリカで出版されたサン・テグジュペリの「星の王子さま」は
300以上の国と地域で翻訳され
世界で総販売部数2億冊を超えるベストセラーです
サハラ砂漠に不時着したパイロットの「ぼく」は
他の星から旅に出て7番目の地球に来た「星の王子さま」と出会います
キツネとの会話や世話をしたバラへの想い
時間を共有して築いたもの
離れてみてやっと気づいたこと
繊細で傷つきやすい「王子さま」を抱えて「ぼく」が歩き出すシーンが殊に美しく
「ぼく」が「王子さま」を愛おしく思っている気持ちがひしひしと伝わってきます
王子さまが眠りかけたので、ぼくは両腕で抱えて歩きだしました。
ぼくは心をゆすぶられていました。
まるで、こわれやすい宝を手に持っているようでした。
地球の上に、これよりこわれやすいものは、なにもないようにさえ、
感じられるのでした。
ぼくは、月の光で、王子さまの青白い顔を見ていました。
ふさいでいる目を見ていました。
ふさふさした髪の毛が、風にふるえているのを見ていました。
そして、いま、こうして目の前に見ているのは、人間のそとがわだけだ、
一ばんたいせつなものは、目に見えないのだ……と思っていました。
<この王子さまの寝顔を見ると、ぼくは涙の出るほどにうれしいんだが、
それも、この王子さまが、一輪の花をいつまでも忘れずにいるからなんだ。
バラの花のすがたが、ねむっているあいだも、
ランプの灯のようにこの王子さまの心の中に光っているからなんだ……>
「一ばんたいせつなものは、目に見えないのだ……」
忘れないように私も繰り返すのです
-
タグ:
こんばんわ
「星の王子さま」は、こういう物語でしたっけ。
昔、高校生だった頃、群馬大学の学生が、星の王子さまと言っておりました。
記憶違いかもしれませんが、
王子の像と、つばめの物語で、つばめは王子の言うことを聞いて、王子の像の、身につけている、宝石やら、高価なものを、貧しい人の届けているうちに、冬になり、王子の像の下で、凍死してしまう、物語を、記憶しております。
記憶違いかも、今日は、クリスマスイブ。
世の中には、苦しい人が、困ったている人が、沢山おります。
これを、考えると、私には、とても、贅沢をする気持ちには、なれないのです。