知ってましたか？．．．．．．．一番やばいのは日本です。

[satohyu2002さん]

　今日の読売新聞に“市場覆う世界不況懸念”のタイトル、“株再び暴落”のサブタイトルで紙面の一面を使い細かなデータ解析が掲載されていました。今世界中が、アメリカ経済が危ない、ＥＵが危ない、としきりに解説していますが実は一番危ないのは、私達の生活する“日本”だったんです。

　世界第２位の先進国の称号があったのでつい見逃してしまいそうな記事ですが、よく下の３地域のデータを見てください。日本の失業率が、アメリカ・ＥＵと比較して低いのは、まだ反映されていないだけなんです。既に世界最大手のトヨタ自動車は、期間契約社員の更新を打ち切り始めています。

　アメリカの社会心理学者マズロー博士の段階説を流用すれば、生きるための業種は現在の販売額を維持できると思いますが、最終段階の自己実現業種（贅沢品業種）はことごとく苦戦がはっきりしてきました。（電機・住宅・自動車）

　株を買うことは、皆さんの大事な資産を投資する事です。安易に今年初めの株価を見てリバウンド期待の買いはしない事をお勧めします。現在の株価がその会社の評価なんです。


■実体経済の悪化は、次第に深刻になっているデータ
国内総生産　　小売売上高　　鉱工業生産　　失業率
　　　（ＧＤＰ）
日本　▲３．０％　　▲５．２％　　▲３．５％　　　４．２％
米国　 ２．８％　　　▲１．２％　▲１．１％　　　５．１％
ユーロ圏▲０．８％　　０．３％　　１．１％　　　７．５％