機械物は壊れることがあるのだ。
でも、バックアップの用意もあったのにうまくいかなかった、
って、原発事故を思い出しました。
東電も原発の品質は絶対なので、ということで、いざという
ときの備えを怠ったのでありました。
アローヘッドも、なんと「ネバーストップ」という傲慢な
合い言葉を掲げていたらしい。でも、はたして
それを守るための日々の努力をしていたのかどうか?
まぁ、東電の例からすると現場まかせ、メーカー任せ、
だったのでしょう。
日本で品質をささえてきたのは従前から現場の人々でした。
現場の人々がそのものを作れる訳ではないが、細かいところまで
気がつくノウハウを構築したものだ。
上の人はそれにあぐらをかいていてはいけませんね。
記者会見で、社長に「ネバーストップと言っていたのに
こういう事態をまねいて、どう思いますか?」と聞いた
記者がいたが、どういう答えを期待していたのでしょうね。
どうもすみません、て答えるしかない。
こういう事態を招いた伏線をあぶり出さなきゃいけませんね。