新型コロナウイルス下で業績を伸ばした企業は買われ、そうでない赤字決算企業は売り込まれる
もちろん株価は業績と「≒」ではああるが「＝」ではない
新型コロナウイルスは外部不経済性の一種であり、企業は本来の活動ができない中にある
しかし新型コロナウイルスにフィットしたビジネスに転換してしまえば新型コロナウイルスが収まった通常の世界に戻った時に負の遺産を抱えることになるのではないか
世間ではリモートワークが常態化するとの声が多い
もちろん、簡素的な会議はリモートで行うことができるなど無駄が露見した点は否めないが、会社は生き物であり、社員は財産であると考えられる
そのため、コミュニケーションが不足した会社は社内でのやり取りが思うようにいかなくなるほか、若手が育たなければ会社は余計な人件費を抱えるだけでなく、将来の闘志がなされないも同然だ
その点を踏まえると、新型コロナウイルスによる各社の業績悪化は長い目で見れば一過性であり、むしろ今割安の銘柄を拾えるかで将来の資産形成にも繋がる
過去の実績を踏まえたうえで評価されていない企業に目を向ける時期であると考える
