塩野義製薬が来年のコロナワクチン生産を３倍の３千万人分に増強

[TAROSSAさん]

塩野義製薬が令和３年秋の発売を目指して開発を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、令和３年末までに年間３千万人分以上の生産体制を整えるそうです。

年間１千万人規模としていた従来計画を３倍に引き上げるそうです。

臨床試験の結果が出る前の段階から生産増強の準備を進めるのは異例ですが、少しでも早く提供するには必要と判断したようです。

子会社のＵＭＮファーマが持つワクチンの生産技術を活用し、塩野義の協力会社で、バイオ医薬品製造のユニジェンの工場で生産するそうです。

計画の３倍に生産能力を引き上げるに当たり、ユニジェンの工場の設備を増強するそうです。

臨床試験（治験）を11月にも始め、早ければ令和３年１月にも一部の医療機関に限定して供給するとのことです。

臨床試験の結果が早く、かつ有効であるとでるといいですね。

4507：6,260円