Ｊフロントがコロナ休業響き過去最大203億円の赤字＆下方修正

[TAROSSAさん]

大丸や松坂屋を運営するＪ・フロントリテイリングが29日発表した令和２年３～５月期連結決算は、最終損益が203億円の赤字（前年同期は74億円の黒字）に転落したそうです。

売上高に当たる売上収益は前年同期比43.6％減の634億円で、同時に令和３年２月期の業績予想を下方修正し、50億円の黒字を見込んでいた連結最終損益が、260億円の赤字になるとのことです。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休業などが響いたようです。

通期の赤字は、大丸と松坂屋ホールディングスが経営統合してＪ・フロントを設立した平成19年９月以来、初めてとなり、訪日外国人による免税売上高はほぼゼロに落ち込むと想定したそうです。

大丸松坂屋百貨店の３～５月の売上収益は60.4％減の251億円だったそうです。

減少率は６～８月に28.5％、９月以降の下期は12.4％と、徐々に回復すると見込んだそうです。

徐々に回復するとはいえ、まだまだ厳しい状態は続きそうですね。

今日の株価は松坂屋らしく、なごや（７５８）円ですね。

3086：758円