トヨタ社長が出席者9割超減の株主総会で涙見せる

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トヨタ社長が出席者9割超減の株主総会で涙見せる

トヨタ自動車は、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開き、新型コロナウイルスによる経済悪化が平成20年のリーマン・ショック以上と見込まれるなか豊田章男社長は、約10年間の継続的な収益構造改善で「体質が強化されており、リーマンの時と違う。トヨタは大丈夫です」と強調し、販売台数激減が避けられないなかでも黒字を確保できると改めて宣言したそうです。

新型コロナで大半の企業が今期業績予想を先送りするなかトヨタは5月、連結の世界販売台数が前期比約2割減の700万台、営業利益は約8割減となるものの、5千億円の営業黒字との見通しを公表していたそうです。

総会では、「見通しはあてになるのか」との株主の声に対し豊田氏が「取引先などに波及効果が大きい産業として何らかの基準を出すのが責務。世の中を元気にし『幸せを量産』する会社としたかった」と説明し、「最低でも守らなければならない基準」とも語り、裏打ちとして、販売台数15%減で4610億円の営業赤字だったリーマン時よりも「損益分岐点の台数を200万台下げられた」と大きな体質改善があると明かしたそうです。
当時は「700万台規模」が分岐点としていたそうです。

「この見通しは、地道な努力を続けてきた世界37万人の従業員ら全員で作り上げたもの」と現場を慮り、涙を見せる場面もあったそうです。

今回の総会は感染防止のため、送迎バスや記念品配布を中止して来場見合わせを求め、昨年は5546人で過去最高だった出席株主は361人となり、受付でフェースシールド着用のスタッフが検温などを行い、役員や株主のマイク前に透明な衝立を置いて質疑を行ったそうです。
取締役9人選任や定款への電力事業追加など3議案が可決され1時間21分で終了したとのことです。

他の企業ももっと業績見通しを出してほしいところですが、消極的になっているようですね。
豊田社長のように腹をくくってもらいたいですね。
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