マーケットについて少し復習してみます。
2020年1月20日頃
(このときの日経平均株価は24,000円くらい)
チャート分析やチャートの波動論に詳しい投資家から、
日経平均株価の上値メドは24,000円くらい、オーバシュートしても
24,600円から24,700円との説明を聞いて納得していました。
2月10日頃
この頃,日本の専門家がテレビに登場して
「新型コロナウイルス感染症をいたずらに(過度に)恐れる必要はない」
「ウイルス問題は3月に終息していく」
などと言っていたのを覚えています。
2月10日
アメリカのトランプ大統領はツイートで
「中国のウイルス問題は、春になって気温が上がるので4月までに解決する」
とツイートしていました。
2月14日
感染病のプロ中のプロである米国のCDC(疾病予防管理センター)の
Robert R. Redfield所長がウイルスは米国で感染拡大し、
感染問題は今年中に終わらず、来年まで続くかもしれないと警鐘!
その外にも権威ある本当の専門家や権威ある医学情報誌は
もっと早い段階から警鐘していました。
最も楽観論だったのは市場関係者
2月12日にアメリカ株(NYダウ)は、
史上最高値29568.57ドルをつけました。
2月18日
E-MINI S&P500の機関投資家の買い比率がなんと
78.1%! かなり強気になっていました。
これを見て、私自身、個人で運用している確定拠出型年金の
リスク資産の割合を残り5%くらいから完全に「ゼロ」にして
株価暴落にそなえました。
(直近の4月14日 E-MINI S&P500 同買い比率 62.0%
この買い比率が50%に接近して弱気になったときに
株価は反発していました)
金(ゴールド)の投資でも同じことが言えますが、
多くの機関投資家は下手の見本のような運用を
するので参考にするべき。
コロナ危機が深刻になる可能性が高いのに、
株価が高値を維持しているのはどう考えてもおかしいと考えました。
コロナ危機についてもう少し書きたいところですが、
長くなるので終わりにします。
株式投資でリスクをとるときは、できるだけたくさんのデータを見る必要があると思います。
(事情があり、ネット証券の口座がないので、現在、チャートを詳しく見ることができません。チャート分析については、チャートの専門家へ)
みんなと同じ考えに自分がなったときは注意が必要です。
株式投資は少数意見が勝つことが多いですから。