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ペーパーマネーが危ない

武漢ウイルス危機(アメリカの主張する呼び名)もあって経済金融も大変なことになります。(ウイルス危機がなくても大変だった・・・)
最終的にはペーパーマネーが危なくなるのですが、よく比較される世界大恐慌とリーマン危機のときに起きたことを復習すると、これから起きることの予習になるかもしれません。


リアルアセットの代表選手、金(ゴールド)と、

信用通貨の代表選手、米ドルがどうなったか、簡単に見てみました。


世界大恐慌のとき


1933年 1オンス 20.67ドル
→1934年 1オンス 35ドル

対「金」 米ドルの価値 ▲41%


リーマン危機のとき


2008年10月 1オンス 730ドル
→2011年 7月 1オンス 1850ドル

対「金」 米ドルの価値 ▲61%


2011年からは、ドル基軸の動揺を抑えるため、

FRB主導の、金ETF売り(1100トン)で1150ドルまで下落させる。

その後2016年から金価格は再上昇し現在に至る


今回のコロナ危機で、米ドルは金に対してどのくらい下落するでしょうか?

記憶に新しいリーマンショックの時は円高だったので、預貯金をしていた日本人は助かりました。今度は、アベノミクスで円をばらまいているので、助かりませんよ~


日本の金融機関は、米ドルがまだ強い(ドルインデックス参照)ので

まだ大丈夫かもしれませんが、米ドルが暴落したら大丈夫ではなくなります。


日銀のバランスシートはよく見ておいたほうがよいと思います。

とても重要な日銀のバランスシートの簡単な見方についてですが・・・
以下、書き出すと長くなるので、ここで終わりにします。

いずれにせよ、江戸時代の幕末と同じで、歴史の転換点に来ていると思います。


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