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心のトモよ、信用倍率

2020.03.20


ガラ警報をガンガン鳴らしてくれる力強い友に、信用倍率がいる。

信用倍率は買残を売残で割ったもので、式にすると

『信用買残 ÷ 信用売残 = 信用倍率』ってなる。


 「取組みが悪い」というのは、信用倍率が高いというのと同じ意味だ。

一般的に、2.5倍を超えてきたら警戒しろ、3倍を超えたら調整に入るぞとされている。


  正直、重視していなかった。株式の講義でも特に習わなかったし、倍率が高くなると売りの圧力が高くなりますって、それが何? って感じだった。

そんなあっちが、ありがたく信用倍率を見るようになったのは、ピン立ちペーペーの頃に遡る。


きっかけは、一門外のプロトレーダー達が、買いは現物買いをやっていると知ったことだ。

「プロが買いを信用でやるってあんまり無い、機関投資家が買いを信用でやるって無い」

 あっちには、びっくらぽんの事実だった。(そんなことも知らんかったんかいという、総つっこみが入った)

 

 わかったうえで、信用倍率を考えたら、全然違うものに見えた。

信用買残の数字には、プロのトレードは入っていないと仮定できる。つまり信用買い残とは、素人とトレード発展途上人の買いポジションである。

簡単にいえば、弱肉強食でいうところの「弱肉」の買いポジションだ。


信用倍率が伸びている、2.5倍を超えてきたということは、食われる肉がバンバン買ってきているということだ。

弱肉が買い終わった後、買ってくるお金は入ってこない。

 信用倍率の数字の意味がわかるようになった。

 

 信用倍率は、単品で判断はできない。どんぴしゃで調整やガラを当てることもできない。だが、他の数字や、長い期間のチャートを合わせ見すれば、かなりの精度で、ガラ警報を出してくれる。

 

 人によって何を頼りにするかは違うが、自分が意味を理解でき、納得できる何かを持てると心強い。あっちには、その一つが信用倍率だ。

ちなみにあっちは、信用倍率のことを、弱肉倍率と呼んでいる。自分が肉にならないように、その他の頼れる数字ともども、ノートにつけている。


アナログといわれるが、ノートに手書きだ。

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