投資歴20年のmasaさんのブログ
ダウ平均は過去2番目の上げ幅に
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月5日 木曜日
米国株について
ダウ平均は1173ドル高の27090ドルで取引終了。
取引開始直後に700ドル近く上昇した後は、上値と下値が徐々に狭くなる三角持合いを形成。午後に上放れると経験則通り上げ幅を拡大させました。最後の1時間で一段高となり、過去2番目の上げ幅に。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 4.53%高(1173ドル高)、ナスダック 3.85%高、S&P500指数 4.22%高。3指数揃って暴騰しました。
〇S&P500指数の業種別動向
下げた業種はありません。11業種全てが上昇しました。
上昇率の高い順
ヘルスケア、公益、生活必需品、情報技術、資本財、素材、不動産
〇ダウ構成銘柄の動向
下げた銘柄はありません。30銘柄全てが上昇しました。
上昇率の高い順
ユナイテッドヘルス 10.72%高、アメリカン・エキスプレス 7.12%高、ファイザー 6.12%高、スリーエム 6.02%高、ジョンソン&ジョンソン 5.82%高
〇ヘルスケア関連が暴騰
大統領選の候補者選びが山場となる「スーパーチューズデー」の投票結果で、ジョー・バイデン前副大統領が10州で勝利。バーニー・サンダース上院議員は4州で勝利。国民皆保険を掲げているサンダース上院議員の当選確率が低下したことで、ヘルスケア関連株が大きく買われています。
ユナイテッドヘルスが10.72%高となり、1銘柄でダウ平均を190ドル押し上げました。他、ファイザー 6.12%高、ジョンソン&ジョンソン 5.82%高、ウォルグリーン 5.57%高。業種別でも、ヘルスケアが上昇率トップ。
〇欧州株の上昇が追い風に
ドイツ(DAX)1.19%高、フランス(CAC)1.33%高、イギリス(FTSE)1.45%高。3指数揃って上昇しました。新型コロナウイルス拡大を警戒した欧州勢の売りは警戒要因ですが、欧州株に旺盛な買い戻しが入ったことで米国株にもプラス材料となりました。
〇前日の利下げとG7による協調
前日にFOMCが緊急会合を開き、ウイルス感染拡大による米経済全体への悪影響を防ぐ為、緊急利下げを決定。また、G7による緊急電話会議では具体策は示されなかったものの、財政処置を含めて行動する用意があるとの共同声明を出しました。
ウイルス拡大防止で真っ先に思うことは個人の意識(手洗い、うがい、マスクの着用など)と医療ですが、休業による個人や企業への補償と来客および販売の激減で業績悪化が避けられないところには、財政出動が助けとなります。今すぐに大きな効果は得られませんが、長期に渡って効いてくるのは間違いありません。前日は売りに押されましたが、本日は売り圧力が低下したこともあり、利下げとG7の強調による見直し買いも追い風になったと考えています。
〇経済指標
・2月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が18万3000人の増加。
市場予想は上回っていますが、1月分が29万1000人増から20万9000人に大幅下方修正。
・2月のISM非製造業景気指数は、57.3になりました。
市場予想を上回り、1月の55.5から上昇。
〇地区連銀経済報告で新型コロナによる悪影響が指摘される
経済は緩やかに拡大と示すも、新型コロナウイルスによる悪影響が観光業や製造業に出ていると指摘。
〇VIX指数は元通り
14%低下して31.7になりました。
恐怖指数とも言われるVIX指数は、前日の株価急反落で上昇するも本日の株価暴騰で元通り。まだ高いので投資家心理は落ち着いていませんが、低下は株式相場にとってプラス材料。
〇大荒れ相場ですが本日は旺盛な買戻し
前々日は1293ドル高と過去最大の上げ幅に。前日は785ドル安と急反落しましたが、本日は前日の下げ幅を完全に上回る1173ドル高。大荒れ相場ですが、旺盛な買い戻しが入っています。
〇大きな節目27000ドルと200日移動平均線
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