今年も、よろしくお願いいたします。
(12月の27日(土)から、今日までノーパソコンで―でした。)
1年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり、毎日、毎日を受験生のように、緊張し、時間を大切に生きることこそ、数年後には、成果が出るであろう。
一日の中に、毎日、何かを、学ぶことこそ、人生、面白いことなり。「小人閑居して不善をなす」という。こんな生活をしてはならない。3日坊主で終わらないためには、たまには、日を空けてもよいから、続けることである。
一休禅師のいうとおり、人は、毎日、死に向かって生きている。そこでだ。少しはよりよく、生きたいのなら。少しの勉強時間をつくること。
しかしだ。こんな事を、言うのは2パーセントの人である。大体、70パーセントの人は、漫然と生きている。それが大衆である。この人たちの言う事は、ポピュリズムと、言われる。
それはそれとして、表面の底にある事実を知りたければ、よく考えることである。例えば、読書でも1時間読んだら、1時間、考えることである。そうすることによって、少しずつでも、思考の空間が広がってゆくであろう。
しかし、読書と言っても、最近は、いい加減な本を書いて、それで儲けようとする、やからが、やたらに多すぎる。こういう本には、引っかからない事である。その方法は、2時間で読み終わってしまう本は、読まないことである。こういう本は、まず。役にたたない。
「悪化は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則がある。同じく、「悪本は良本を駆逐する」。ポピュリズムの本は、いくら頑張っても、大衆の本である。それだけの内容なのである。内容が乏しいのである。捜すのは、難しいが、少し、理解しづらい本を読むことである。そして、考えれば、少しは、役にたつだろう。
著者の年齢で、考えれば、それなりの、人生経験を積んだ齢の人の、書いた本である。思考と経験が、両輪になっている。大体40歳の人が、書いた本ならよいであろう。
また、その人の、読書歴もある。自分には何が足りないか、考えるのである。そうして、読む本が増えるにつれて、次第に思考の世界が、広がってゆくであろう。一日、一生というように、時々、悪本は良本を駆逐するってみることも、大切である。