【商品先物】引け時点の相場状況 11/21（木）

[GUIDEPOST TO VICTORYさん]

東京金は前日比12円安の5124円で引けた。
実線は一時5147円まで上昇する場面もありましたが、その後は25日EMAや45日EMAが抵抗として機能するカタチとなり、売り優勢の展開に上ヒゲ陰線を形成しました。
MACDはマイナス圏で推移し、スキャスティクスは買われ過ぎ圏に突入した。
ボトムサイクル分析は、本日で16本目を形成しているが、11月13日の安値5067円を維持しながら下値を切り上げていることで変則的なサイクルになる可能性もある。
再び実線に弱さが出始めている。週足ベースで、5週EMAと10週EMAがデッドクロスとなり、実線が抑えられるカタチで上ヒゲを形成している。ボトムサイクルが26週目を形成しており、平均ボトムサイクルを考慮すると下降波を形成する時間帯に入っていることなどから、引き続き下値を試す可能性がある。


東京白金は前日比6円高の3190円で引けた。
実線は買い優勢の展開に一時3211円まで上昇する場面もあったが、その後は上値も重く、上ヒゲ陽線を形成した。
MACDはゼロライン近辺でゴールデンクロス待ちとなり、ストキャスティクスは買われ過ぎ圏で推移している。
ボトムサイクル分析は、本日で6本目を形成していることから引き続き上昇波を形成する可能性はあるが、上昇スピードが早いことや11月5日高値から形成する下降波の61.8％戻しをほぼ達成していることから、上値を抑えられる展開も想定される。


東京原油は前日比1010円高の38550円で引けた。
実線は一目均衡表の雲がサポート役となり、買い優勢の展開が続き、昨日の大陰線に往って来いとなった。
MACDはプラス圏でデッドクロスを維持し、ストキャスティクスは中段保ち合い圏で下向きに推移している。
ボトムサイクル分析は、本日で14本目を形成しており、平均ボトムサイクルを考慮すると11月18日高値39460円をトップに下降波を形成する展開が想定される。
週足ベースで考察すると、25週EMAが抵抗として機能しており、目先はこの水準を上抜けると上昇期待が高まるが、逆に5週EMAや10週EMAを下抜けると週足ベースでも下降波を形成することになり、下値模索の可能性が高まる。


東京ゴムは前日比0.6円高の186.7円で引けた。
実線は買い優勢の展開に前日の終値を上抜けて陽線を形成した。
MACDはプラス圏で上昇継続となり、ストキャスティクスは60％以上で指数密集圏を形成している。
ボトムサイクル分析は、本日で8本目を形成しており、直近高値を上抜けたことで上昇波を継続する可能性が高まっている。
目先は7月25日高値188.9円が上値ターゲットとして意識されそうだ。
週足ベースで考察すると、実線は一目均衡表の雲上限を上抜けたことで200週移動平均線を試す展開も想定される。


【発行元】
GUIDEPOST TO VICTORY
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト CMTA
東京商品取引所認定 商品アナリスト（貴金属）

＜公式ブログ＞
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