[主要証券の3先物手口累積データ](3/22現在)
左から(NK225、TOPIX、NK225mini)
<売り越し上位の主要証券>
①ゴールドマン・サックス(-33421、-1897、-9464)
②みずほ証券 (-21745、-14376、-37000)
③三菱UFGモルガン (-4656、-11856、-32840)
④ナティクシス日本証券(-7394、-4047、±0)
⑤SMBC日興証券 (-5948、-32806、±0)
<買い越し上位の主要証券>
①ソシエテ・ジェネラル (+11539、+32671、+64948)
②JPモルガン証券 (+13110、+32127、+5811)
③シティー・グループ証券(+10305、+7621、+19000)
④バークレイズ証券 (+12313、+14031、±0)
⑤モルガン・スタンレー(+4844、+25490、±0)
⑥UBS証券 (+4186、+5563、+3)
⑦クレディ・スイス証券(+131、+5357、±0)
<その他の主要証券:売り優勢>
①野村證券 (+2135、-96285、+4)
②BNPパリバ証券 (-1094、-20120、+997)
③大和証券 (-601、-21942、+8)
<その他の主要証券:買い優勢>
①メリルリンチ日本証券(+7192、+73027、-278)
②ドイツ証券 (+14788、-2395、-23)
③ABNアムロクリア (+5635、+280、-1792)
④HSBC証券 (-4172、+6827、-9000)=ほぼ中立
「鬼より怖いG.S」「神様、仏様、G.S様」などと言われる様に
G.Sの相場見通しが的中する確率は非常に高いと感じています。
だからといってG.Sの先物手口に連動して相場が動く訳ではありませんが
同社がNK225先物をロールオーバーした後の相場が崩れ易いのは事実であり
暫くの間、主要証券(特にG.S)の先物手口に注目して置きたいと思います。
ところで昨夜のNY市場は景気減速懸念が浮上し大幅な下落となりましたが
4月から始まる第一四半期決算は前年割れが予想されているだけに
今はポジションを上げ辛い局面だと考えています。
一方国内主要企業の決算も前年割れが予想されており
このタイミングで円高が進むと、外需関連の次期業績見込みが慎重になり
好決算でも株価は下落するというケースが増えると思います。
また外需だけでなく内需企業も世界的な景気減速を警戒し
次期業績見込みは弱気になる恐れがあるため
全ての業種で決算跨ぎの持ち越しは例年以上にリスクを伴う様な気がします。