勝負術の話になるのですが、
「ちょっとくらい不利の方が、勝負は結果的に勝ちやすい。」
と思っています。
よく似た話としては、
「完璧に健康な人よりも、小さな病気を抱えている人の方が長生きをする。」
でしょうか。
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健康な人は油断をする。
ちょっと軽い持病のある人の方が、健康に気を遣うので、
結果的に長生きする。
そんな感じ。
株に関しては、いっぱい含み益を持っているより、
ちょっと含み損状態の方が、
これを解消しようと、一生懸命考えるから、
結果的に、勝ちやすいとか。
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勝負事というと、自分の勝手な分類では、
「宝くじ」(完全な運の世界)
「マージャン」(確率論の世界)
「将棋」(純粋な知力勝負の世界)
の3つに分類できるかなと考える。
で、自力で勝つ可能性を広げられるのは「宝くじ」以外。
なので、自力で勝負すべきは、「マージャン」と「将棋」の世界かなと。
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勝負に関する格言としては、
「不利な時は、戦線拡大」
「不利な時は、時間を稼ぐ(長期戦に持ち込む)」
例えば、何かの議論で負けそうになった時は、
いま不利になっている論点とは、別の論点を提示してみる。
「この点に関しては、君の主張は妥当かもしれないが、
アレに関しては、どうなんだ?コレに関しては、どうなんだ?」
と、論点をズラしてみる。
露骨にやると、「論点ずらし」と批判されるが、
問題に関して、一つの切り口だけで決定することは少なく、
多角的に検討することが大事、とか言って見る。
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とはいえ、論点ずらしは、時間稼ぎにしかならないことが多い。
しかしながら、時間があれば、逆転の一手を放つ確率が上がる。
個人投資家は、時間軸を味方にー
とか言う人は結構いるのだけど、それは正しい。
無理に結論を急ぐ必要はない。短気は損気。
もっとも、時間を稼いでも、有効打を出せなければ意味がない。
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最近感じているのは、
動いているときには、動いた方が良い
というもの。
変化点があるときは、変化に対応するべし。
もちろん、動かないことが正解のことも当然あるけど、
考えることは大事。
んー なんか取り留めなくなってきた。。