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ベーシックインカムを実現しようとしたニクソン

BS・NHKの再放送「欲望の資本主義2018」で、話されていたオモロイ話。
メモをとっている暇もなく、録画するでもなく、画面にかじりついていただけので、詳細が不明瞭なのはお許し願いたい。

ニクソンが大統領だったとき、今ではほとんどのヒトが忘れているだろうが、実はベーシックインカムが実現するところだったという。
2度ほど議会を通過しそうになったが、全国民へ与える金額が少なすぎるという理由で保留になり、同時期にベーシックインカムの社会実験が行われたという。

前者だけ見れば、実現は時間の問題だった。
しかし、後者の社会実験で問題が起きた。
離婚率が50%にも上昇し、そのことを共和党が問題視し中止になったという。

がわずか10年後、実はその離婚率50%という統計数値が誤りであったことが発覚するも、時すでに遅しで、ベーシックインカム実現が幻に終わってしまったという。

もしもこのとき、米国でベーシックインカムが実現していたら、その波及効果は計り知れなかっただろうと、話者は語っていた。

     *

実際には、シンガポールが2000年頃、中央銀行による電子マネー実現がデバイス問題で不首尾に終わったように、ニクソンの頃の米国でも、紙ベースでの実現に戸惑って、必ずしも成功したとは限らない。でも、社会実験には成功している。その結果の解釈を間違ったとはいえ。スマホの普及しつつある今だったら、ホントに成功するかもしれない。

日銀が発行する電子マネーと、べーシクインカム構想にはとても親和性がある。実現したら、オモロイ。日本から成功したらイイ。その波及効果を、経済的にも社会的にも想像するだけで、ワクワクしてこないだろうか?

次回の選挙では、日銀電子マネーとベーシックインカムの実現が、焦点になったら素晴らしい。この話はあまりにもオモロイので、与党も野党も実現するスルとやるやる合戦なったら、ホントに実現するのではないだろうか?












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