20年前、とんでもな額の負債を抱えて、どうしようもないところまで追い詰められていた日産はルノーに救いを求めたのだ。
そこまで至った経緯はよく知らないけど、大企業の甘えの構造もあったのでしょう。借金の額を実感できない人々の油断もあったかも知れない。
そこにメスを入れたのだ。
時間をかけて、ソフトランディングする、という方法では難しかったのでしょうね。そこは外人だし(^^);
人々の発想の根っこから変えるショック療法は有効だったと思いますよ。
そういう手法の外人さんに頼らざるを得なかったのでしょうに。
まあ権力を持ちすぎたあげくの裸の王様には若干の同情は感じるが、やはり日本風の浪花節は通用しない、金が全ての世界の人なのさね。
とはいえ、彼は悪いやつだ、で話は終わりませんよ。
そこで、日産生え抜きを自認する人々は今何を考えているのか。
自分たちの過去に一転の曇りもないと言えるのか。
自問して次なる成長を遂げることを期待する。