白玉屋新三郎を責めるわけにはいかない。
オリジナルでは、白玉を使った白いルーでとろみを調整しているが、
オイラの使用したのはフランス料理で標準な小麦粉を使った白いルーだ。
この違いが大きい可能性がある。
ただし、白玉の白いルーは50g加えるとあり、
オイラは小麦粉の白いルーを30g(1:10)とした。
これは、以前調理したグラタンと同じ比率で調整したからだ。
シチューならば1:20にするのだが、
白玉粉と小麦粉とでこんなに変わると思っていなかったので、
白玉屋ベースに近い比率にしてみたのだった。
冷蔵庫に入れて冷やす前から、とろみが強い感じがしていた。
なのでひょっとしたら、ペースト状になるのかも知れないと思っていた。
ホントウにそうなっていた。
トーストにつけるような感じの、クリームチーズのような硬さだ。
枝豆をすりつぶしてこした液体自体にも、とろみがある。
やはりこの部分をミキサーで粉砕したら、とろみは軽減する可能性がある。
*
結局、この枝豆ペーストをレンジで温めて食した。
ベビーフードや猫用イナバのチュ~ルを食しているような感じ。
不味くはないが、たいして美味くもない。
失敗はしたが、収穫として次の点が挙げられる。
①正式ではないにしろ、小麦粉の白いルーを使用したペーストの作り方に
近づいた経験をした。
②小麦粉を使用した白いルーのグラタン比率(1:10)を冷やしたときの形状を
理解した。
③もしも今後、このタイプのスープを作る際には、同シチュー比率(1:20)
にすべきこと。
④はやくミキサーを買うべき。