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しわ改善クリームにポーラ・資生堂に続きコーセー参入し競争激化

しわ改善効果をうたった美容クリームをめぐり、メーカーの競争が激化しているようです。
ポーラと資生堂が商品化で先行する中、コーセーがこの秋の市場参入を決めたもので、しわ改善は美白と並んでニーズが高く、アンチエイジング(抗加齢)化粧品の中でも異例の人気を集めているようです。
日本製化粧品の人気が高いアジア攻略の切り札にもなるため、各社とも中核商品と位置づけ、強化する構えのようです。

しわ改善クリームは、平成29年1月にポーラが独自の有効成分「ニールワン」を配合して、厚生労働省から効果を明示できる医薬部外品の承認を得た初の商品「リンクルショット メディカル セラム」を発売し、インバウンド(訪日外国人客)人気もあり、1年で単品としては異例の130億円を売り上げる大ヒットとなったそうです。
昨年6月には資生堂が続き、やはり好調な販売を続けているそうです。

この2強に割って入ろうとしているのが、コーセーで、今年9月に最高級ブランド「コスメデコルテ」、10月には量販店向け中価格帯ブランド「ワン バイ コーセー」で商品を投入するそうです。
同社によると、有効成分として配合したビタミンBの一種「ナイアシンアミド」は、温度変化に強く、組み合わせる成分の制約が少ないのが特徴で、「化粧水などクリーム以外の商品投入も検討していく」とのことです。

これに対し、ポーラは6月、海外で初めて香港と台湾での販売を開始し、タイや中国への投入も検討しているそうです。
リンクルショットは今年も1~3月だけで34億円と好調な販売を維持しており、同社はコーセー参入で「(市場が)活気づく」と歓迎しているようです。

一方、商品点数で先行するのが資生堂で、これまでに中価格帯の「エリクシール」と百貨店中心の「SHISEIDO」、専門店向け「ベネフィーク」で計3商品を投入しており、それぞれに、しわ改善効果を確認した成分「純粋レチノール」を配合し、SHISEIDOの商品は美白、ベネフィークの商品はしみ・そばかす予防機能を兼ね備えるなど個性を持たせ、より多くの消費者を囲い込む考えのようです。

競争して価格は安くなるんでしょうかね。
私は利用しませんが、選択肢が広がるのは利用する人にとってはよいことでしょうね。

4927:4,770円、 4911:8,254円、 4922:22,850円
1件のコメントがあります
  • イメージ
    夢想人さん
    2018/7/10 00:06
    こんばんは。

    2930 北の達人
    の製品で、眼の下のたるみに効くクリームが、ちょっと気になってます。
    (敢えてURLなどは貼りませんが)

    この手の商品は、ヒットすると爆益が出るようで、
    特に中堅どころの会社だと業績に大きな影響が出そうです。

    効能なのか、株価なのか、どっちが気になるのかは内緒ですが、
    気になりますw
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