DI<4310> は投資事業で昨年11月に新規上場したエル・ティー・エス の株式売却益が発生し、10-12月期(第3四半期)の経常利益は前年同期の1800万円から12億円に急拡大して着地。4-12月期の経常利益は16億1400万円となり、2006年3月期に記録した最高益18億6600万円の更新が視界に入ってきた。
アイロムグループ <2372> はがんや難治性疾患の臨床試験支援業務の新規受託が好調だったうえ、利益率の高い臨床薬理試験の受託も増加し、7四半期連続の増収増益を達成した。好決算が評価され、株価は約3年2ヵ月ぶりの高値圏に急浮上している。
ヒューマンホールディングス <2415> は日本語学校やロボット教室、保育園の利用者が増加した教育事業の収益が拡大した。人材関連事業では重点領域としている建設分野の派遣・紹介が好調だった。
日本コンピュータ・ダイナミクス <4783> [JQ]は成長柱のパーキングシステム事業で自治体向け駐輪場機器の大型案件を獲得したほか、システム開発事業の利益率が向上したことも大幅増益に貢献した。
ジネスブレイン太田昭和 <9658> はシステム開発における不採算案件の解消や稼働率改善、固定費を中心とした費用構造の見直しが寄与し、10-12月期の経常利益は前年同期比2.9倍に膨らんだ。