仮想通貨ビットコインは１月に、時価総額にして442億ドル（約４兆8000億円）を失い、昨年の上げの2000億ドルの２割強が消えたそうです。
１月の下落分はビットコインの短い歴史の中で最大だったそうです。
ビットコインは昨年12月上旬に２万ドル近くでピークを付けましたが、ビットコインおよび他の仮想通貨についての一連のマイナス材料のニュースが出る中で今年に入って下げが加速したようです。
オアンダのアジア太平洋地域トレーディング責任者、スティーブン・イネス氏は「１万ドルに達した後、ビットコインは必ず反発するという信仰が生まれた」と指摘しましたが、「リスク資産について考える時、50％の下落は一段安を示唆すると思われる。押し目買いを続けている人が多いので、大勢がやけどをするだろう」と話したそうです。
同氏はビットコインが5000－6000ドルの水準まで下げると予想し、その後に反発して１万－１万5000ドルを回復するとみていますが、今後は世界の当局が仮想通貨業界への監視を強めるため紆余曲折があるのは必至だと考えているようです。
億り人といわれる人もかなり影響を受けたことでしょうね。
