日銀マイナス金利後の世界・・短期的にはいいのですが

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日銀マイナス金利後の世界・・短期的にはいいのですが

いつの日か日銀が買い入れたものは市場を通じて売却するときは来るのです。現行のマイナス金利政策、年間80兆円の国債、ETF6兆円等の買い入れについては、2%の物価目標の達成、あるいはマイナス金利等の金融緩和の効果が限定的な場合、出口に向かって市場を通じて売却するときが来るのです。それはそう遠くない時期であり、2020年の東京オリンピックの前までには定まってくるでしょう。2019年にはバーゼル3という資本規制強化も導入予定です。国債や証券化商品等については金利上昇リスクに応じて資本を積み増す必要がでてくるため、ある日突然信用リスクが生じたときは要注意です。このような状況下において今回金融緩和を強化した日銀。短期的には年間6兆円ETFを買い入れるということですから株高トレンドになる公算がありますが、同時に官製相場の様相を呈しているため、市場の機能を無視した株高については賛否が分かれます。ヘッジファンド等の短期筋は短期的な株高は大歓迎でしょうけど、中長期で2020年までの期間を見据えた場合、NISAで長期保有したいとは思いません。日銀はマイナス金利等の政策の効果について検証するとのことなので、次回の日銀金融政策決定会合で何らかのシグナルが明示されることでしょう。マイナス金利等の金融緩和の深堀か、マイナス金利の効果なしとして出口に向かうのか?いずれにしても市場は日銀の金融政策に限界が出てくるのは時間の問題とおもっています。そして、最終的には非伝統的手法の禁じ手であるヘリコプターマネーを導入する状況になったとき、私見ではもはや将来的なハイパーインフレに至る可能性は相当高くなると思っています。
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