私設知恵ノート4「株の短期上達にはＦＸをやろう」

[DトレーダーMさん]

株の短期上達にはFXをやろう！

株をやりたいのに、どうしてFX?　と思うでしょうが、株が上手になりたかったらFXをおやりなさい。結局回り道のようでいて、これが近道です。

 

FX。それも、短い足で。時間足や４時間足はお勧めです。

理由は、FXは株よりもずっと流動性が大きいため、チャートの形状がフラクタル（類似形）になるためです。株だと大型の株であっても、そうはなりません。流動性が低いためです。

株の日足トレードで、多種多様のチャートの形状や、様々な相場つきを実際に体験するためには、１０年は掛かるでしょう。フラクタルな形状のFXの時間足を使ってトレードすれば、多種多様のチャートパターンや特徴的な相場つきとそれに伴う値動きを、実際に多量数経験できる時間が、大幅に短縮されます。FXの時間足で１年もジックリやっていれば、相場に現れる様々なチャートパターンや値動きをかなりの数、頭に入れる事が出来ます。これが、大きいです。

また、ラジオ日経のFX番組を欠かさず聞く事、あるいはFXプライムの動画セミナー｢プライムストラテジー」を毎日見て実際に(デモトレでもいいので）ストラテジストの高野さんの言うとおりに建て玉してみる事です。(柳沢さんのモーニングコール動画でもオッケーです。同社のブログ井戸端会議も毎日読むと勉強になります。）プロのディーラーがどう考えて、どう建て玉して、どう仕切るのかが具体的に解ります。

私はFXをトレードするようになって、テクニカルというものが具体的にどうなのかが解るようになりました。建て玉法やリスクの取り方を実際にどう計算するのか、リスクリワードの割合をどうするか、また、エントリーレートの割り出し方、損切りポイント、利食いポイントの割り出し方もFXで学習しました。こういうテクニカルなトレード手法に関する本やDVDは、FXのほうがずっと優れているものが多いと思います。無料のラジオ日経のFX番組の動画バックナンバーをずっと見ていくだけでも、身になるでしょう。

株をやりたいのにFX? と思うでしょうが、結局回り道のようでいて、これが近道です。また、株価と為替レートは相関性も大きく、為替の値動きを知っていれば株トレードにも大変有利です。為替を気にしていると、経済指標にもぐんと強くなります。各国の経済指標の見方やコンセンサスがどう傾いているのかも、現在の世界各国の情勢も、株だけやっているよりも為替を通してずっと良く見えてきます。

チャートの基礎はトレンドラインです。トレンドラインをマスターしましょう。また、もう一つ自分の武器となるテクニカルを何か身につけることです。出来れば一つではなく、色々知っていたほうが、より有利です。

※なお、この記事は２０１３年１２月に、ヤフー知恵ノートに書いた物のコピーです。知恵ノート閉鎖に伴い、こちらへ移転しました。