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雇用統計の反応は?

8月4日の日経平均は19952.33(-76.93)。基準線、転換線、雲の中。パラボリックは下向き、MACDはマイナスで、ボリンジャーはマイナスシグマの下でモメンタムもマイナス。各指標が下降トレンド入りを示唆しているというべきだろう。週足は転換線を切ってきたところだが基準線の上。パラボリックも上昇、MACDはプラス圏だが、シグナルを切ってきている。日足のチャートは明確に下降トレンド入りになっているが、週末のアメリカの雇用統計の前の動きなので、雇用統計に対するダウとドル円の動きを受けて週明けにどう動くかは警戒が必要だ。ただチャートだけから見ると、よほどのことがないと、日足の下方向への圧力は強い。


110.69(+0.66) ドル円は、依然ドル安円高方向。ドルは、基準線、転換線、雲の下で、パラボリックはわずかに基準を切ったために上向きにかわったところだが、MACDはわずかにマイナス、モメンタムもマイナスだ。雇用統計の好調をうけで戻したものの、転換線にも届いていない。週足では転換線、基準線の下で雲の中、パラボリックは上昇からの転換点を迎えており、モメンタムはマイナス、MACDはゼロラインぎりぎりだ。



雇用統計は20万9000人と予想を上回ったが、賃金の伸びは低く、低賃金の雇用が拡大していることを示唆しているようだ。10年物国債の金利も上昇をみせておらず、ドル円も戻しはしたが節目を抜けてきていない。ダウは依然好調だが、S&Pやナスダックはピークアウトしているようにもみえる。実際雇用統計は悪くなかったものの、トランプ政権の混乱を考えると、アメリカ経済の先行きはとても楽観できない。スポークスマンやチーフオブスタッフ、司法長官すらコントロールできない大統領に、複雑怪奇な経済をコントロールする力があるとは考えにくい。結局、自分一人で仕切るCEOと、議会や司法とおりあいをつけてすすめてゆく大統領とでは、やり方が異なり、トランプは政治のど素人に過ぎなかったということなのだろうか。いずれにせよ、トランプ政権の経済政策には、まったく期待がもてない。


翻って日本の政界も、いくらとりつくろっても、今回の安倍内閣の改造は、疑惑の渦中にある閣僚をしっぽ切りしただけだ。これでは目先をかえる効果も限定的だろう、反省とかいって、経済を第一にといっているが、そのわりには、経済対策に具体策がない。デフレ脱却はいったいいつになるのか、どんな新たな手を打つのか。全く中身がみえてこない。日米とも政治は混迷が続く。


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