婚姻件数のうち、外国人が夫の比率は沖縄が高い。
基地の影響で、米兵と結婚する女性が多いからとみられる。
東京、京都、神奈川、大阪など都市部が上位なのも、外国人の多さから言って順当だろう。
興味深いのは、外国人が妻の比率は愛知や岐阜が高いこと。
三重(2.9%)、静岡(2.7%)も高い。
中部が高いのは、なぜなのだろうか。
「以前、都道府県別のフィリピンパブの店舗数を調べたことがあるのですが、外国人妻の比率の上位と見事なまでに一致しますね」
法務省の在留外国人統計によると、15年末時点で「日本人の配偶者等」の国籍で最も多いのは中国で、全体の約24%。約20%のフィリピンは2番目に多い。
フィリピン国籍の人数を、都道府県別に人口千人比でみると、岐阜が約5.2人と全国1位。
愛知、静岡、三重が次いで多く、いずれも全国平均の約1.8人より高い。
パブの店舗数ではないが、確かに一致する。
これからは、60歳で引退しても「早期退職」と言われる時代になります。
なぜなら、退職しても年金をもらえません。
現状、65歳から厚生年金をもらえることになっていますので5年間の空白があります。
なお、現在、年金受給開始を68~70歳に引き上げる議論がなされています。
これは消費税増税と同じで、先送りされているだけで、将来、必ずそうなります。
厚生年金をもらえるのが、仮に楽観的にみて68歳からだとしましょう。
60歳で普通に退職したつもりなのに、厚生年金をもらえるまでの8年間、
貯金を取り崩す生活に入ります。
とりあえず、60歳の時点で、子供の学費や住宅ローンなどがすべて済んでいるとしましょう。
厚労省の実態調査によれば、老後、夫婦で必要な生活費は年間320万円程度。
8年間で2,560万円かかります。
退職時に、仮に退職金が1,500万円、貯金が1,000万円あったとしても、
蓄えは、きれいさっぱり消えてなくなります。
年金をもらえる年齢まで生き延びたとしても、年金だけじゃ生活できませんから、
70歳代は、ひもじい地獄の生活に入ります。高齢老後破綻予備軍となります。


