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2017年7月12日 イエレン議長の議会発言要旨

米国債の利回りも低下してやや円高に振れているけれど最近の為替は横ばい。年内に利上げするのか。新興国ドル建てETF(ベトナム、ロシア、ポーランド)は高値掴みしたベトナム株ETFだけ含み損。他は含み益が乗っている状況。これからどうなっていくのだろう。(~_~;)

さて、記録、記録・・・(>_<)

1、インフレ、景気について
・FRBが掲げるインフレ率2%の目標を踏まえると、賃金の伸びは幾分低いようにみえる。
・生産性の伸びの低迷が賃金の伸びを抑制している可能性。
・労働市場の強さがいづれ、賃金を押し上げる。インフレ鈍化は一時的要因。
・インフレ鈍化が続くようであればアプローチを調整。
・高齢の労働人口が参加率に影響している。景気拡大が老化で死ぬことはない。
・2%目標に向かっていないとの判断は時期尚早。2%のインフレ目標達成に注力。
・自動車販売がピークから減少したとしても、雇用の伸びを支える消費者需要は存在。
・FRB、労働市場と賃金の関連性が弱まっていると認識。
・労働市場のすべてのグループが等しく堅調な訳ではない。
・鎮痛剤中毒問題は労働参加率の低下に関係。
・働き盛りの男性の労働参加率の低下は長期的な傾向。
・財政政策による不確実性が現時点では極めて高い。
・ヘルスケアへのアクセスは雇用流動性にとって重要。雇用のミスマッチが存在する。
・FRBの二つの責務の間に矛盾はない。
・2%のインフレ目標は上限ではない。

2、バランスシートについて
・バランスシート計画は市場の動揺を避けることが目的。バランスシート縮小開始はゆっくりと段階的に行う計画。
・バランスシート縮小は年内の比較的早い時期に開始。バランスシート縮小で市場を動揺させたくない。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)は、国債のみで構成されるポートフォリオに戻す意志を明確にしている。
・バランスシートは2022年までに通常水準に戻る可能性。
・バランスシートの正常化開始が円滑に進むと想定しており、そう望む。
・自身の知る限りでは、FRBは地方債や学生ローン関連債務を購入することを討議していない。

3、銀行、金利など
・より大口の定期預金(CD)金利に一部上昇の動き見られる。
・短期金利の上昇に伴い、各銀行は預金を巡る競争から預金金利を引き上げる見通し。
・銀行システムには十分な資本があり、力強く、耐性がある。
・中立金利のニューノーマル、多少低いように見える。
・保有資産の縮小期は長期金利はいくらか上昇へ。
・イールドカーブは金利設定における要素の一つ。

4、その他
・現在の税制や歳出めぐる決定を踏まえると、債務は持続不可能。
・任期全うしたい、続投について考えをめぐらしたことはない。
・資産価格は上昇、借り入れに大幅な増加見られず。
・規制の重しを巡る問題について緊密に検証する。
・米企業は現金を保有しているが、FRBが期待しているほど投資していない。
・FRB監査法案に強く反対。
・FRBの政策決定に政治的干渉を許すような変更を懸念。
・資産のバリュエーションに関して見解は示さないとしながらも、歴史的なレンジの上限にあると指摘。
・現在の資産バリュエーションの巻き戻しによる金融安定へのリスクは緩やか。

リンク:2016年2月15日 イエレン議長の議会発言要旨
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