13~14日にFOMCを控え、市場は様子見スタンスに傾いていますが
日米共に政局が混沌としており、株式市場だけが順風満帆とはいかない様です。
特に米国はリーマンショック以後8年に亘り好景気が続いており
年内もしくは来年中にピークアウトすると予想されています。
またNY市場の株価は年初からハイテク銘柄に大量の資金が流入したことで
ナスダック100指数が株高を支えていましたが
昨日の大幅な下げに続き、今日も先物が大幅に下落しているところをみると
一時的な調整ではなく、バブル崩壊の前触れではないかという嫌な予感がしています。
無論東京市場がNY市場の下落に付き合う必要は全くありませんが
NY株安は円高を誘発する可能性が高いので
日経平均2万円台の足固めはもう少し先になる様な気がします。
ところで、例年主要企業の決算書に目を通し
「想定為替レート一覧」を作成していましたが
かなりの時間を要することや、今年は外需企業に新規投資する予定がないことから
手抜きをして、代わりに「想定為替レート」がまとめてあるサイトを貼らせて頂きます。
http://inokumatoratanuki.blog135.fc2.com/blog-category-2.html
因みに「平成30年3月期 主要企業想定為替レート」は
概ね対ドル105円~120円で、最も多いのは110円の様です。
しかしNY市場にヒンデンブルグ・オーメンが点灯していることや
景気上昇から8年が経過し、米国経済は停滞または後退する可能性が高く
今後NY市場の株価調整(or暴落)は避けて通れないだろうと思います。
またヒンデンブルグ・オーメンが点灯した場合
ダウは経験的に77%の確率で5%以上下落すると考えられており
さらに過熱気味のナスダックは5~10%
もしくはそれ以上の下落に見舞われる恐れがあります。
もしそうなると想定為替レートは対ドル105円でも厳しい状況になるかも知れません。
それにしても景気が曲がり角に差し掛かる大事な時期にトランプ政権とは(>_<)