本島と全く異なる結晶岩からできているそうです。
ここでは、奇岩や岩礁を見ることが出来ます

「上立神石」(写真:左)
「矛先」のような形をした沼島のシンボルの岩です。
高さ30mで国生み神話の「天の御柱」とも言われております。
主として、緑泥片石からなる巨岩で海鵜(うみう)の休息場となっています。
和漢三才図会*(わかんさんさいずえ)では、竜宮城伝説の表門ともいわれ、
国生み神話の舞台となっています。
(以上、案内板より抜粋)
イザナギノミコトとイザナミノミコトがこの岩の周りをまわり、
婚姻を行ったとのこと。
中央部がハート型に窪んでおり、恋愛成就・夫婦円満の御利益がある、
とささやかれているそうです

「沼島庭園(伊藤邸の庭)」(写真:中央)
室町時代の10代将軍足利義稙によって造られたとの説がありますが、
歴史的考察ならびに作庭手法から判断すると、江戸時代初期と見られます。
黒色方岩や緑色方岩を用いて石組みが施され、
山口県にある室町時代の画家雪舟の庭によく似ているとのことです。
「神宮寺庭園」(写真:右)
時期・作者ともに不明。
現在の地に寺院が整備された江戸時代初期の万治年間(1658~1661)に造られた、
と考えられるそうです。
裏山の急斜面の丘陵を利用して構成された築山式枯山水庭園。
沼島特有の結晶片岩を「人」字形に組み合わせて多用する技法を用いられています。
【国生みの島ウォーキング】
三宮→土生港→沼島(おのころ神社→上立神岩→伊藤庭園→八角井戸)
→洲本温泉→三宮