NY市場は相変わらずトランプ相場で賑わっており
ダウは着々と高値を更新しています。
また欧州株も堅調なので、一見株式市場はリスクオンに思えますが
果たしてそうでしょうか?
<年初来騰落率>(2月末時点)
NYダウ +5.24%
ドイツ +3.33%
フランス +0.92%
イタリア +2.04%
イギリス +1.92%
日経平均 -2.43%
GOLD +8.29%
ご覧の様に今年は「金」のパフォーマンスが最も高く
普通に考えると株式相場はリスクオフだとも言えそうです。
恐らく今年の株式市場は期待と不安が入り混じっており
その原因は間違いなく「トランプ政策」の不透明感だと考えています。
因みに今夜のNYは何を血迷ったのか高騰しています。
もし具体策が何も示されなかったトランプ大統領の演説を歓迎したのであれば
必ず大きな反動が起こると思います。
幸い為替が円安に振れ、日経平均先物も連れ高していますので
明日の東京市場は活況が予想されますが(もしかして明日まで?)
財源無き「財政出動+減税」は、どう考えても夢物語の様な気がします。