~今の円安は行き過ぎ、円高に振れる可能性~
東洋経済オンライン記事感想です。
(http://toyokeizai.net/articles/-/152542
(http://toyokeizai.net/articles/-/152542
__________________
(引用・要約)
■ダウ2万ドルは「長い目で見た通過点」の認識で
■ダウ2万ドルは「長い目で見た通過点」の認識で
・筆者は株価動向に悲観的であると見られているようであるが、
決してそうでない。
・高値を買わないように気を付けるべきとのスタンスであり、
押し目があれば積極的に買っていきたいと考えている。
決してそうでない。
・高値を買わないように気を付けるべきとのスタンスであり、
押し目があれば積極的に買っていきたいと考えている。
・今の水準を買って保有し続けるのがよいのか、
それとも押し目を待ってから買い、長期上昇に乗るのがよいのか
の違いである。
・長期上昇トレンドに乗るという観点では、
やはり米国株がもっとも有望な投資先となろう。
これはトランプ新政権に期待するという意味ではない。
・米国の成長の最大のポイントは人口増加であり、
新しい産業やサービスを生み出すイノベーションの力である。
この点については、トランプ氏は少なくとも大統領選では真逆の方針を
示していたことはいうまでもない。
■トランプ氏に期待はしても今株を買う必要はない
・現時点で想定される株価収益率(PER)から見れば、
現在の米国株の水準は歴史的な割高水準にある。
自社株買いや配当など、株主への大盤振る舞いで株価が維持されてきた点も否めない。
将来的な上昇期待は否定しないが、現時点の株価水準はあまりに高い。
■米国株を買うならNYダウ1万7500ドル水準
・CAPEレシオ(過去の実績利益の平均値に物価変動を加味して計算したもの。
割高や割安を測る株式指標の一つ)で見ると、過去15年の平均に相当する水準がこのあたりになる。
■日本株も調整を待って買う方が得策
・本欄で繰り返し指摘しているように、とにかくドル円の割高感が鮮明
・筆者が行っている日米の実質金利差からみた試算では、ドル円の理論値は103円
・過去の理論値と実勢値のかい離は15円が最大であり、今回の水準に当てはめると118円
・ドル円が上昇するには、理論値の上昇が必要になるわけだが、その可能性が低いこともすでに本欄で何度も解説した通りである。
■日本株は日経平均1万7000円前後まで待つのも一法
・ドル円と日経平均の過去の関係から見た水準では、ドル円が105円で日経平均株価は1万7170円、ドル円の理論値である103円では1万6840円となる。このように考えると、最初の買い場は1万7000円前後が妥当
・長期的には企業の収益力の向上により、多少の円高でも株価の下げは限定的になっていくだろう。
・昨年の教訓として、材料やイベントに振り回されることが最悪の投資判断であることを再確認した。
今年はこの点に注意しながら、長期的な視点を忘れずに対処することが肝要だ。
・これから楽しみなのがコモディティである。筆者は2020年までの投資対象について、コモディティを主軸に置いている。
__________________
(感想)
日経平均1万7000円前後まで待つ、という結論には同意で、
内容には同意できるところも多いです。
日経平均1万7000円前後まで待つ、という結論には同意で、
内容には同意できるところも多いです。
今後の株価がどう動いても、それなりに外れていないといえるという意味で、
無難な論調ともいえる。
これまでの弱気な論調とは、ちょっと違った感じがするので、
お考えが変わったのかなと思った。
逆指標(?)と考えると、何かの変化点があるのかもしれない。
日経平均も、今日は下がってきたしw
それから、為替の予想で、ドル円で15円も幅を持たせちゃうのは、
予想とは言えないでしょう。。
最後のコモディティも、なんか話題をそらしている感じがする。
(コモディティに注目するのはありかなとも思ったけど)
慌てて買う必要はないというのは、本当にそう思う。
昨年12月も日経2万円突破といわれながらも、上値が重く、
今も重く感じられる。
そこから突き抜けるには何か、大きな力が必要だが、
具体的なイメージが持てないんですよね。