日曜日の朝は、(起きていれば)NHKの将棋を観る事が多い。
今日は、通常のNHK杯ではなくて、将棋の日でした。
伊藤女流2段 VS 加藤女王戦は、
相矢倉の熱戦を伊藤2段が制した。
終始、先手が後手を圧倒していたという印象。
相矢倉の熱戦を伊藤2段が制した。
終始、先手が後手を圧倒していたという印象。
羽生3冠VS佐藤名人戦は、
相穴熊の熱戦を羽生3冠が受けきって勝ち。
第42回という事で、伝統が続いていることを嬉しく思うし、
これからも続いてほしいと思う。
____________________________________________________________
将棋といえば、昨日は歴史的な対局があった。
昨日、東京都の将棋会館で指された、年齢差62歳対決
加藤一二三九段(76)VS藤井聡太(そうた)四段(14)の対局は、
藤井4段の勝利という結果だった。
結果は、順当と思う。9段とはいえC級2組降級点2点の加藤先生と新進気鋭の若手棋士では・・・
例えるなら、かつての大物相場師も、アルゴを駆使した高速取引には敵わないようなものである。
とはいえ、私見では、想定以上に良い勝負であったという感想だ。
加藤先生に大きなミスはなかったと思う。
加齢によって怖いのは、アクセルとブレーキを踏み間違えるようなミスが出ることだ。
私もたまに将棋を指すのだが、若いころにはやらなかったであろう信じられないようなポカが出てくる。
防ぐためには、とにかく慎重なうえにも慎重に、確認していくしかない。
本局は、相矢倉持久戦。矢倉3七銀、加藤流。序盤の▲7七銀や▲2六歩は古風にも見えるが、一周回って新しいのではないかという気がしないでもない。
後手の藤井4段が、左美濃急戦のような最新形に持ち込めば、また別の展開になったかもしれないが、やりにくい形でもあり、受けに回ったことで、加藤先生が得意な形になった感がある。
_________________________________________________________
将棋と株といえば、桐谷さん。かつては「コンピューター桐谷」といわれ、
将棋の研究にコンピュータを活用した先駆け。
いまでは、自転車に乗って株主優待を使いまくっているおじいちゃんという事で有名人になっているが、
将棋の強さと株の勝率がリンクするかは謎。
将棋と株をテーマに、共通点を探り、必勝法を編み出す……などと考えてみたが、
とても凡人には整理できなかったので今日はここまで。