かわいい犬さん コメント有難うございます。
大統領選挙直前まで米国が12月に利上げを行い
過剰流動性相場が縮小するだろう考えていました。
しかし利上げ反対を唱えるトランプ氏が勝利した途端金利が急上昇し
しかも株価まで急騰しています。
一方日本も連動して金利は上昇していますが
ドル円相場は大統領選前に比べ10円も円安に振れています。
つまり普通なら考え難いことが次々に起こっている訳で
このままはしゃぎ続けるのは危険だと思います。
私は無いと予想していた年内18000円超えはいとも簡単にクリアしましたが
この異常事態にアナリストや評論家達が20000円という強気の予想をすれば
ヘッジファンドの思う壺ではないでしょうか。
少なくとも強烈な「ドル買い・円売り」を仕掛けているのは
グローバルマクロ系ヘッジファンドなので
何処かのタイミングで必ず梯子は外れます。
その時円相場や日経平均がどの程度下落するかは分かりませんが
個人的にはドル円は105円辺りで一旦落ち着くのではないかと考えています。
因みに直近の105円台は10月28日の105.2円ですが
この時、日経平均は17446円。
その前の105円台は6月17日の105.58円で
日経平均は15599円でした。
つまり日銀がETFの買い入れ枠を拡大したことで
日経平均が丁度2000円嵩上げされた結果になっています。
以上から、本来ならドル円が105円の場合
10月28日並みの日経平均株価が妥当という計算になり
ざっくり現状より1000円下がって何等不思議ではありません。
無論相場は理屈通りに動いてはくれませんから
机上の空論に過ぎないかも知れませんが
一応理論値として頭の片隅に置いています。
結局日本の株価は円相場次第だと思いますが
米国がドル安政策を強化することはほぼ間違いないでしょうから
私は今後大きく円高に振れる可能性が高いと、今でもそう考えています。